2013年 07月 29日
六角堂のへその石
烏丸通りのオフィス街から六角通りへ折れてすぐの
六角堂へ足をのばしました。
ここにはへそ石と呼ばれる六角形の石があります。
「へそ」とは京都の中心を意味するそうで、なんでも
桓武天皇がこの地へ都を作るときこの石を基点にして街路を区切ったという逸話があるそうです。
最近おもしろい本を読みました。森見登美彦さんの「有頂天家族」という本です。
京都に住む狸と天狗の織りなす大胆でかつおもしろくて哀しいお話なのですが、
その本の中ではこの6角形の石ころがなんと狸が化けたものということになっているではありませんか。
思わず写真に撮ったことを思い出し眺めてみたところ、なんとなくそう思えないでもないような
狸の息使いが伝わってくるような不思議な石に思えてきました。
=^-^=うふっ♪
参拝者や観光客が引けた夜更けには狸の
姿に戻って毛並みをそろえ月を愛でながら偽電気ブランでも舐めているのでしょうか。
まさにファンタスティックな夜の空間を彷徨ってしまいました。
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有名な京団扇さんのお店です
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by harukoma68
| 2013-07-29 16:57
| 歴史