2010年 06月 28日
夏椿
祗園精舎の鐘の声
諸行無常の響きあり
沙羅双樹の花の色
盛者必滅の理(ことわり)をあらはす
おごれる人も久しからず
ただ春の夜の夢のごとし
「平家物語」の冒頭の文として有名ですね。
沙羅双樹はインド原産の常緑樹で熱帯樹の為、日本では育たないようです。
平家物語に登場する沙羅双樹はツバキ科葉樹の「夏ツバキ」の事です。
この白い花は朝咲いて夕べには散ります。その散り方は花びらを散らさず花が地面に
ポトンと落ちると言う潔さです。
平家物語では世の無常を象徴する花として登場した訳です。
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by harukoma68
| 2010-06-28 20:31
| 庭のお花