2011年 03月 18日
彼岸入り
津波が沿岸の街々をひとのみにしてしまった東日本大震災からきょうで一週間。
2時46分を境に失ってしまった日常。
奇しくもきょうは「彼岸の入り」です
ちなみに「彼岸」とは仏教の意味で「生死の海を渡って到達する終局・理想・悟りの世界」(広辞苑)と云う意味だそうです。
この地震による死亡不明者は一万五千人を超えこれからどれだけこの数字が増えるのか
想像したくないしまだ夢であってほしいと願わんばかりです。
「彼岸」の反対は「此岸(しがん)」、悩み多い現代社会の事です。
被災地から新潟県へ非難された方が6千人を超えたそうです。
本県は中越地震、中越沖地震と二度の大きな地震を経験しています。
そして三条市の7.13水害でも大きな被害が出ました。
その際に他国や日本各地から寄せられた多くの支援、応援に今回は恩返ししたいという
気持ちが大きいのです。
その経験を生かしていつこのような災害がおきても良いようにと常に避難所
の確保は万全のようで今回も3万人の受け入れ準備が進められています。
テレビで福島から非難された方が「現地で非難している時は一、二時間おきに
目が覚めて睡眠不足が続いていましたが新潟県に来てやっと朝まで眠ることが出来た」
とおっしゃっていられたので嬉しくなりました。幸いにライフラインもほぼ大丈夫ですし
食料も確保できています。そして早朝からボランティアの方や市の職員の方が炊き出しに
参加されています。
この12日に長野県北部で発生した震度6の地震では十日町の48世帯が全壊、半壊されたようで
こちらも避難生活を強いられている状態です。
きのう、一昨日と予定されていた計画停電も電力供給の見込みがついたとのことで
見送りになっています。
14日の日に用があって近くまで出かけた折に白山神社にお参りをしてきました。
その際に咲いていた梅です。
このときばかりは地震の事も忘れてしまうほどお天気も良くゆったりとした中で時間が過ぎていたように思いました。
平和のシンボル
リアルの生活がもう少し落ち着くまで
コメント蘭はお休みにします。
皆様もお元気にお過ごし下さいね。
by harukoma68
| 2011-03-18 21:57